エントリースマホ「OPPO A55s 5G」が日本で発売へ!写真はOPPO A54 5G

総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにOPPO Mobile Telecommuinications(以下、OPPO)が「CPH2309」および「A102OP」の工事設計認証(いわゆる「技適」)を認証技術支援センターを通じて取得しています。認証番号はCPH2309が「018-210200」(2021年7月16日)および「018-210234」(2021年7月9日)、A102OPが「018-210255」(2021年7月21日)。

CPH2309およびA102OPはともに未発表の製品で、グローバル向けにも現時点では発表されていませんが、Bluetooth SIGの認証情報から両機種が「OPPO A55s 5G」であることが示されており、型番ルールからCPH2309がメーカー(SIMフリー)版、A102OPがソフトバンク版(携帯電話サービス「SoftBank」または「Y!mobile」向け)となると見られます。

また認証情報から5Gに対応していることが判明しているほか、CPH2309はベンチマークアプリ「Geekbench」の測定結果に掲載されており、チップセット(SoC)にQualcomm製「Snapdragon 480 5G Mobile Plarform」を採用し、4GB内蔵メモリー(RAM)やAndroid 11を搭載することが明らかとなっています。

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Bluetooth認証ではCPH2309とA102OPがOPPO A55s 5Gであることが示されています

OPPOではすでにSnapdragon 480 5G Mobile Platformを搭載した5G対応エントリースマホ「OPPO A54 5G」を日本でもメーカー版「CPH2303」とau版「OPG02」として今年発売していますが、新たに近いスペックのOPPO A55s 5Gのメーカー版とSoftBank版を発売することになりそうです。

OPPO A55s 5GとOPPO A54 5Gは恐らくそれ以外も近いスペックになるのではないかと思われますが、OPPO A54 5Gはおサイフケータイ(FeliCa)に対応しておらず、他社の5G対応エントリースマホはおサイフケータイ(FeliCa)や防水性・防塵に対応していたりもするので、それらへの対応がどうなるのか気になるところです。

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Geekbenchに掲載されているCPH2309の測定結果。Snapdragon 480や4GB RAM、Android 11といった情報が記載

工事設計認証ではともに5GのNR方式におけるn3およびn28、n77、n78、4GのLTE方式におけるBand 1および3、8、18、19、28、42、AXGP方式におけるBand 42、3GのW-CDMA方式におけるBand IおよびVIII、XIXの携帯電話ネットワークのほか、2.4GHzと5.xGHzの無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothとなっています。なお、実際に対応する携帯電話ネットワークの周波数帯は異なる可能性があります。

発表時期や発売時期は不明ですが、OPPO A54 5GはCPH2303が3月1日、OPG02が3月3日にそれぞれ工事設計認証を取得しており、発表はCPH2303が5月25日、OPG02が2月15日、発売はCPH2303が6月25日、OPG02が6月4日でしたので、そろそろ発表や発売があっても良さそうです。正式発表が楽しみですね!

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CPH2309の工事設計認証の概要


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A102OPの工事設計認証の概要


記事執筆:memn0ck


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