ソニーから新スタンダードスマホ「Xperia 10 IV」が登場!

ソニーは11日、オンラインにて「Xperia新商品発表会」を開催し、同社が展開する「Xperia」ブランドにおける新しいスタンダードスマートフォン(スマホ)「Xperia 10 IV(エクスペリア テン マークフォー)」(Sony製)を発表しています。日本を含む国・地域で発売予定で、日本国内では2022年7月上旬以降に発売される予定とのこと。

日本ではNTTドコモから「Xperia 10 IV SO-52C」、KDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」から「Xperia 10 IV SOG07」、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」から「Xperia 10 IV」がそれぞれ2022年7月上旬以降に発売されるとのことで、NTTドコモ向けはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つのシングルSIMですが、auやUQ mobile、SoftBank向けはnanoSIMカードスロットが1つとeSIMが1つのデュアルSIMに対応しています。

販路はNTTドコモではドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「ドコモオンラインショップ」など、auおよびUQ mobileではauショップやau Style、UQスポット、量販店などのau取扱店・UQ mobile取扱店および公式Webストア「au Online Shop」や「UQ mobileオンラインショップ」など、SoftBankではソフトバンクショップや量販店などのSoftBank取扱店および公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などとなっています。

また発売に先立ってauではすでに5月11日(水)17時より予約受付を開始しており、NTTドコモでは5月12日(木)10時より予約受付を開始します。またSoftBankでも後日予約受付を実施する予定とのこと。なお、ソニーでは直営店やソニーストア銀座にてNTTドコモ版とau版、SoftBank版の取り扱いおよび予約受付を行い、ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神にて先行展示を実施予定です。

価格(金額はすべて税込)は直営店ではNTTドコモ向けXperia 10 IV SO-52Cが64,152円で、残価設定方式の購入施策「いつでもカエドキプログラム」を利用して24ヶ月目に返却した場合の実質負担額は1,813円/月×23回(総額41,712円)とのこと。auやUQ mobile、SoftBankでは現時点では未定とのことで、確定次第案内される予定となっています。

またXperia 10 IV SO-52Cとソニー製純正ケースを買ってdポイント3,000ポイントプレゼントされ、Xperia 10 IV SO-52Cのラベンダーはドコモオンラインショップのみの取り扱いとなり、NTTドコモとソニーでは共同でXperia 10 IV SO-52Cのラベンダーを購入した機種代金の1%相当を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応や命を救うさまざまな活動を行う日本赤十字社の活動資金として寄付するということです。

その他、ソニーではカバー表面には抗菌加工が施され、ブドウ球菌などの特定の細菌の増殖を最大99.9%抑制でき、スタンド機能を備えて閉るとカバーと一体化するスリムな構造で動画視聴時に便利な開閉式のXperia 10 IV専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 IV(型番:XQZ-CBCC)」(ブラック、グレー、ミント、ラベンダー)を日本を含む一部の国・地域で販売するということです。

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Xperia 10 IVはXperiaブランドにおけるスタンダードモデル「Xperia 10」シリーズの最新機種で、昨年発売された前機種「Xperia 10 III」に続いて5Gに対応しており、引き続いて上位モデルと同じ映画のスクリーンのアスペクト比2.35:1とほぼ同じ9:21のシネマワイドディスプレイやトリプルレンズカメラを搭載しています。

進化点としてはチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 690 5G Mobile Platform」からQualcomm製「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」に強化されたほか、バッテリー容量も4500mAhから5000mAhに増量され、ディスプレイはXperia 10 IIIから約1.5倍明るくなっているなどしています。

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ディスプレイはXperia 10やXperia 10 II、Xperia 10 IIIと同様にノッチやパンチホールなどの切り欠きのない約6.0インチFHD+(1080×2520ドット)有機EL(OLED)「トリルミナスディスプレイ for mobile」で、ソニーの有機ELテレビ「BRAVIA」で培った技術によって動画再生時の画質最適化を搭載し、HDRやDCI-P3 97%をサポートして際立つ迫力の映像体験ができるとのこと。なお、リフレッシュレートは60Hz、タッチサンプリングレートは120Hzとなっています。

ディスプレイの上には1/4型の約800万画素CMOS/広角レンズ(画角78°・焦点距離24mm相当・F2.0)のフロントカメラを搭載し、ポートレートセルフィー機能を搭載。外観は上下左右のベゼル幅を減らして小型化しており、ディスプレイは強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」で覆われ、背面にも上質感のあるガラス素材を用い、フレームは手にフィットしやすいマット仕上げのラウンド形状を採用しています。

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サイズは約153×67×8.3mm、質量は約161g、本体カラーはブラックおよびホワイト、ミント、ラベンダーの4色展開。また防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に対応。さらに背面にはトリプルレンズカメラを搭載し、光学0.6〜2倍に対応することでシーンに合わせて撮影を楽しめ、ノイズ低減技術とF値1.8の明るいレンズによって暗所でもノイズが少なく明るく撮影可能です。

・1/2.8型の約1200万画素裏面照射積層型CMOS「Exmor RS for mobile」+広角レンズ(画角79°・焦点距離27mm相当・F1.8)
・1/4型の約800万画素CMOS+超広角レンズ(画角120°・焦点距離16mm相当・F2.2)
・1/4.4型の約800万画素CMOS+望遠レンズ(画角43°・焦点距離54mm相当・F2.2)

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また新たに光学式手ブレ補正を搭載し、よりブレにくく安定した撮影を実現し、さらに長いシャッタースピードを確保することで多くの光を取り込み、暗所でもブレの少ない鮮やかな写真を撮影することが可能です。さらに動画撮影においては光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせたソニー独自のハイブリット手ブレ補正(Optical SteadyShot)によってクリアな撮影を実現します。

被写体やシーンを自動で判別して簡単・綺麗に撮影できる「プレミアムおまかせオート」や子どもなど動く被写体の撮影に便利な最高10コマ/秒の連写機能に対応し、さらに鮮やかな夜景が撮影できるナイトモードによってオートHDRで失敗しやすい逆光時でも明暗を自動で判断・合成して白飛びや黒つぶれが少ない自然な仕上がりの撮影が可能です。また本体右側面には指紋センサーを搭載しており、Xperia 10 IIやXperia 10 IIIなどと同じく電源キー部分に内蔵されています。

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急速充電「USB PD」に対応しているほか、いたわり充電やXperia Adaptive Chargingなどの独自の充電制御技術によってバッテリーへの負荷を軽減して3年使っても劣化しにくいようになっています。外部接続・充電端子はUSB Type-C(USB 2.0)を採用し、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載。

基本スペックは6GB内蔵メモリー(RAM)および128GB内蔵ストレージ(UFS)、microSDXCカードスロット(最大1TB)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.1、NFC Type A/B、FMラジオ、位置情報取得(A-GNSS、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)など。なお、日本市場向けはおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。

OSはAndroid 12がプリインストール。携帯電話ネットワークは5G(NR方式)のSub6におけるSAおよびNSAをサポートし、4G(LTE方式)や3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)にも対応。SIMカードはのシングルSIMとデュアルSIMのモデルが用意され、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は販売される国・地域によって異なり、主な製品は以下の通り。なお、イギリスでは429ポンド(約69,000円)となっています。

<Xperia 10 IV SO-52C(docomo)>
5G: n78 (3.5GHz)※, n78(3.7GHz), n79
4G: Band 1, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 39, 42
3G: Band I, V
2G: 850, 900, 1800, 1900MHz
※2022年7月以降対応予定

<Xperia 10 IV SOG07(au、UQ mobile)>
確認中

<Xperia 10 IV(SoftBank)>
5G: n3, n28, n77(3.4GHz), n77(3.7GHz), n78
4G: Band 1, 3, 4, 8, 12, 18, 19, 41, 42
3G: Band I, IV, VIII
2G: 850, 900, 1800, 1900MHz

<Xperia 10 IV XQ-CC54(UK)>
5G: n38, n41, n79, n1, n3, n7, n8, n28, n77, n78
4G: Band 1, , 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 39, 40, 41
3G: Band I, IV, V, VIII
2G: 850, 900, 1800, 1900MHz






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記事執筆:memn0ck


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