早くも次期フラッグシップスマホ「Galaxy S25」と「Galaxy S25 Ultra」の日本向け製品が認証通過!写真は既存のGalaxy S24シリーズ

IEC(国際電気標準会議)の電気機器安全規格適合試験制度を運営するIECEEにてデンマークの認証機関「DEMKO」における検査をSamsung Electronics(以下、Samsung)の次期フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S25」および「Galaxy S25 Ultra」が通過したことが公開されていました。認証日および認証番号ははGalaxy S25が2024年10月31日(木)付で「DK-159230-UL」、Galaxy S25 Ultraが2024年10月30日(水)付で「DK-159167-UL」。

ともに現時点では海外を含めて未発表なので詳細は不明ですが、すでに紹介しているように両機種ともにアメリカの連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)やタイの国家放送通信委員会(NBTC:National Broadcasting and Telecommunications Commission)などの認証を通過しており、Galaxy S25が型番「SM-S931*」、Galaxy S25 Ultraが型番「SM-S938*」(*はともに任意の英数字)であることが判明しています。

実際にDEMKOで認証を取得している型番はGalaxy S25が「SM-S9310」および「SM-S931B/DS」、「SM-S931U1」、「SM-S931N」、「SM-S931J」、「SM-S931B」、「SM-S931Q」、「SM-S931U」、「SM-S931Z」、「SM-S931D」、「SM-S931W」、Galaxy S25 Ultraが「SM-S938Q」および「SM-S938U」、「SM-S938B/DS」、「SM-S9380」、「SM-S938B」、「SCG32」、「SM-S938N」、「SC-52F」、「SM-S938W」、「SM-S938U1」、「SM-S938B2」、「SM-S938Z」、「SM-S938BE」です。

そのため、型番規則からこれらのうちのSM-S931QとSM-S938Qは日本のオープン市場向け(いわゆる「SIMフリーモデル」)、SM-S931DとSC-52FはNTTドコモ向け、SM-S931JとSCG32はKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」向けであると考えられ、実際にはオープン市場向け「Galaxy S25(型番:SM-S931Q)」および「Galaxy S25 Ultra(型番:SM-S938Q)」、NTTドコモ向け「Galaxy S25 SC-51F」および「Galaxy S25 Ultra SC-52F」、au向け「Galaxy S25(型番:SCG31)」および「Galaxy S25 Ultra(型番:SCG32)」として発売されると予想されます。

さらに例年通りであれば、これらのメーカー版およびNTTドコモ版、au版のみとなりますが、Samsungでは型番規則に末尾「Z」をソフトバンク(携帯電話サービス「SoftBank」および「Y!mobile」)に割り当てているため、SM-S931ZおよびSM-S938Zがソフトバンク向けのGalaxy S25とGalaxy S25 Ultraになると考えられ、一部の韓国メディアではソフトバンクにも携帯電話端末の供給を再開すると報じていることもあり、今年はソフトバンクからもGalaxy S25およびGalaxy S25 Ultraが発売されることになりそうです。なお、DEMKOではGalaxy S25+の認証も通過していますが、現時点では日本向け製品はなさそうです。

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DEMKOにおけるGalaxy S25 Ultraの認証情報。NTTドコモ向けSC-52Fやau向けSCG32といった型番が記載

Galaxy S25およびGalaxy S25 Ultraは昨年に日本でもNTTドコモやauから発売された「Galaxy S24」や「Galaxy S24 Ultra」といったGalaxy S24シリーズの後継機種で、Samsungが展開する「Galaxy」ブランドにおけるフラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの次機種となり、大まかなデザインや製品コンセプトはGalaxy S24シリーズを継承しつつもチップセット(SoC)には新たにQualcommの「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載することによって着実なスペックアップが施されています。

さらにここ数年のGalaxy Sシリーズと同様に通常版でなく高クロック版の「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を搭載すると見られ、最大周波数が通常版の4.32GHzよりも高い4.47GHzとなっており、スコアとしてはCPUのシングルコアで3000前後、マルチコアで10000前後となる模様です。なお、少なくともGeekbenchにて掲載されている結果からGalaxy S25およびGalaxy S25 Ultraともに内蔵メモリー(RAM)が12GBのモデルがラインナップされているようです。

これまで通り、主な違いは画面サイズに伴うサイズや質量のほか、バッテリー容量やリアカメラなどを中心に異なっており、各認証情報からGalaxy S25 UltraはUWBに対応しており、Galaxy S25シリーズの3機種ともにWi-Fi 7に対応しています。また恐らく従来通りにGalaxy S25 UltraのみがSペンにも対応していると見られ、噂では外観もGalaxy S21シリーズから続くデザインの流れを踏襲していますが、特にGalaxy S25 Ultraはより洗練されて持ちやすくなったデザインをとなるとされています。

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DEMKOにおけるGalaxy S25の認証情報。こちらはNTTドコモ向けやau向けについてもメーカー型番(SM-S931DやSM-S931J)のみ






記事執筆:memn0ck


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