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| 現行最上級のハイエンドなのにリーズナブルな価格！フラッグシップスマホ「POCO F7 Ultra」をレビュー |
既報通り、Xiaomiの日本法人である小米技術日本（以下、シャオミ・ジャパン）が「Xiaomi」ブランドや「Redmi」ブランドと並行して展開しているオンライン専売の「POCO」ブランドにおいて5G対応フラッグシップスマートフォン（スマホ）「POCO F7 Ultra：型番：24117RK2CG）」（Xiaomi Communications製）を日本市場にて2025年3月27日（木）より販売開始しました。
販路はXiaomiの公式オンラインストアやAmazon.jpなどの大手ECサイトのほか、ビックカメラやヨドバシカメラといった量販店のECサイト、IIJmioなどのMVNO（移動体通信事業者）。そしてオンライン専売ながらも実店舗としては唯一、シャオミ・ジャパンの直営店「Xiaomi Store」にて購入することができます。
POCO F7 UltraはXiaomi傘下のPocoが展開しているPOCOブランドにおけるハイエンドスマホ「POCO F」シリーズの新しい「POCO F7」シリーズの上位モデルで、スペックとしては現行ではAndroidスマホで最も性能の高い最上位クラスのチップセット（SoC）であるQualcomm製「Snapgrafom 8 Elite Mobile Platform」を搭載し、内蔵メモリー（RAM）も12GBまたは16GBと大容量で、Xiaomiの“もう1つのフラグシップスマホ”となっています。
また価格（金額はすべて税込）はオープンながら市場想定価格では12GB RAM＋256GBストレージモデルが99,980円、16GB RAM＋512GBストレージモデルが109,980円で、超高性能ながらも10万円を切るというリーズナブルな価格からとなっており、日本では非常にコストパフォーマンスの高いという意味で“コスパモンスター”を名乗るPOCOブランドの製品の真骨頂となる機種と言えるでしょう。
そんなPOCO F7 Ultraを新たにオープンしたばかりの日本におけるXiaomi Storeとしては第2店舗目の「Xiaomi Storeの川口店」にてオープン日にその熱い勢いのままに購入してしまいました。そこで前後編の2回に分けてPOCO F7 Ultraのレビュー記事をお送りしたいと思います。前半となる今回はまずは同梱品の紹介やホーム画面およびプリインストールアプリの確認、ベンチマーク結果などをお送りしたいと思います。
なお、外観などについてはシャオミ・ジャパンが開催したメディア向け説明会においてタッチ＆トライをしたところを写真や動画を交えて紹介しているファーストインプレッション記事が公開されていますので、こちらも併せてご覧ください。
【まずは開封の儀。個装箱や同梱品を紹介】
POCO F7 Ultraの個装箱の表側（画像＝左）と裏側（画像＝右）
まずは、個装箱を見てみましょう。直営店であるXiaomi Storeを除いてはオンライン専売となるPOCOスマホなので、基本的に購入した場合以外には個装箱もちょっと目にすることは少ないかもしれません。個装箱は黒地にPOCOのイメージカラーである黄色で端末名が描かれているもので、裏側は真っ黄色です（これはPOCOのスマホの共通のデザインではないかと思います）。それでは開封の儀を執り行い、内容物を確認してみましょう。
開封した直後の様子
POCO F7 Ultraと同梱品
内容物としてはPOCO F7 Ultra本体・本体カバー・クイックスタートガイド・USBケーブル（Type-A to Type-C）・USB充電器（USB PD 120W対応）・SIMピンとなっています。また本体にはあらかじめディスプレイ保護フィルムが貼り付けられており、開封してすぐに使えるようになっています。
POCO F7 Ultraの外観。やはりPOCOのブランドカラーであるイエローは映える
POCO F7 Ultraの付属ケースを装着したところ
【ホーム画面とプリインストールアプリ】
POCO F7 Ultraのホーム画面
初期設定直後の初期状態におけるホーム画面は2面と左側にある「Google Discover」の3面構成で、サードパーティー製のアプリはすべて3面に置かれています。なお、POCOスマホではXiaomiやRedmiと同様に独自プラットフォーム「HyperOS」が採用されていますが、ホームアプリは「POCO Launcher」となっています。
POCO F7 Ultraプリインストールアプリ（アプリケーションドロワーにて表示）
プリインストールアプリとしてはXiaomiの自社アプリやGmailやYouTubeなどといったGoogle提供のGoogle Mobile Service（GMS）アプリ以外にはNetflixやSpotify、Facebookなどの定番のものから、ビジネス向けSNSのLinkedinといったものまでプリインストールされています。またAmazon Musicがプリインストールされているのに通常のAmazonのアプリがないのがちょっと意外に感じました。
【ベンチマークアプリで性能を把握する】
続いて、ベンチマークアプリで本機の大まかな性能を調べてみましょう。まずは、全体的な性能を調べるPC Markでの計測結果がこちらになります。測定方法としては3回ずつベンチマークを行いその中心値を参考スコアとして、ランキング内の近似値にある他のスマホと比較して大まかな性能を把握します。
PC Markでの計測結果（画像＝左）とランキング内の近似値（画像＝右）
PC Markにおいては参考値を「19504点」として比較しています。すでに登録された本機のスコアも表示されていますが、誤差程度の違いでした。おおむね、昨年のゲーミングモデル～今年のハイエンド（フラグシップ級）程度のスコアを叩き出しており、非常に快適に動作できることがわかります。
3D Markでの計測結果（画像＝左）とランキング内の近似値（画像＝右）
続いて、3Dモデルなどをグリグリと動かすようなゲームアプリをどれだけ快適にあそべるかの性能を調べる3D Markでの結果を見てみます。ベンチマークには3D Mark最新のテスト「Steel Nomad Light」を使用しています。
3D Markでの結果を見てみますと、参考スコアは2343点となっています。こちらも登録スコアが参考スコアに本機のデータが表示されていますが、かなり離れているところをみると、RAMの少ないモデル（12GB RAM）の容量が参照されている可能性もありそうです。
ランキングを見てみると、上位11位相当の高いスコアで、ゲーミングモデルのスマートフォンとも張り合える非常に優秀な数値をだしています。これだけのスコアが出せれば現行のスマホ向けゲームでは快適に動かないものは恐らくないと思います。
というわけで、本機の同梱品の確認やプリインストールアプリの解説、そしてベンチマークテストの結果などを駆け足でお伝えいたしました。次回は知ら使って気が付いたことなどのまとめをお送りいたしますので、お楽しみ！
シャオミ(Xiaomi)
2025-03-27
記事執筆：河童丸
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