docomoスマホ「AQUOS sense3 SH-02M」がAndroid 10に!

NTTドコモは18日、昨年11月に発売した「2019-2020冬春モデル」のうちの「AQUOS sense3 SH-02M」(シャープ製)に対して最新プラットフォーム「Android 10」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2020年8月17日(火)に提供開始したとお知らせしています。

更新は本体のみで無線LAN(Wi-Fi)もしくは携帯電話(Xi・FOMA)の回線によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間は約39分となっていますが、通信回線やバックアップするデータ量などの環境によって異なる場合があるとしています。なお、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、Wi-Fiが推奨されます。

更新後のビルド番号は「02.00.02」で、ビルド番号の確認方法は「設定」→「システム」 →「端末情報」→「ビルド番号」となっています。主な変更点は以下の通りですが、シャープの公式Webページ「docomo Android 10対応 OSアップデート|OSバージョンアップ情報|サポート|AQUOS:シャープ」も合わせてご確認ください。

○主なアップデート内容
1)ダークテーマが追加
2)ジェスチャーナビゲーションが追加
3)位置情報に関する強化

○改善される事象
4)特定条件下で、電池消費が早くなる場合があります。
5)セキュリティパッチの更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2020年6月になります。)


SH-02M_03

AQUOS sense3 SH-02Mは「AQUOS sense」シリーズとして第3世代となる「AQUOS sense3」シリーズのベースモデルのNTTドコモ版で、価格を抑えながらもおサイフケータイ(FeliCa)や防水(IPX5およびIPX8準拠)、防塵(IP6X準拠)などの基本機能が揃ったスタンダードスマホです。

画面はノッチやパンチホールといった切り欠きのないアスペクト比9:18の縦長な約5.5インチFHD+(1080×2160ドット)IGZO液晶ディスプレイを搭載し、ディスプレイの下中央に指紋センサーを兼ねたホームキーが配置されています。生体認証は指紋認証のほか、顔認証にも対応。

SH-02M_02

主な仕様はSnapdragon 630および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、NFC Type A/Bなど。

リアカメラが約1200万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(画角83°・焦点距離24mm・F2.0)および約1200万画素裏面照射型CMOS/超広角レンズ(画角121°・焦点距離18mm・F2.4)のデュアル構成、フロントカメラは約800万画素裏面照射型CMOS/広角レンズ(画角86°・焦点距離23mm・F2.2)のシングル構成。

サイズは約147×70×8.9mm、質量は約167g、本体カラーはライトカッパー、シルバーホワイト、ブラック、ディープピンクの4色展開。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。発売時はAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載していましたが、最新のAndroid 10が配信開始されました。

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更新は「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」を選択して画面の案内に従って操作を行から行います。詳細は『ソフトウェアアップデート実施手順 | お客様サポート | NTTドコモ』をご確認ください。過去のビルド番号は「01.00.01」、「01.00.03」、「01.00.04」、「01.00.06」、「01.00.07」。更新に際しての注意点は以下の通り。

・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アップデートすると、以前のソフトウェアバージョンへ戻すことはできません。
・アップデートの際は、必要に応じて、事前にデータをバックアップしてください。
・携帯電話(本体)をフル充電してから実施してください。電池残量が不足している場合はアップデートできません。
・端末本体(Xi/FOMA)でのアップデートにはドコモ契約のあるドコモnanoUIMカード及びspモードの契約が必要です。
・国際ローミング中に端末本体(Xi/FOMA)でのアップデート、もしくは、圏外中に端末本体(Wi-Fi、Xi/FOMA)でのアップデートを実行すると「Wi-FiまたはFOMA/Xiの電波が受信できない場所ではインストール処理を開始できません」と表示されます。
・アップデートの際、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が、自動的に当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、Androidバージョンアップ以外の目的には利用いたしません。
・アップデート中は、絶対に電源をOFFにしないでください。
・アップデートに失敗し、一切の操作ができなくなった場合は、お手数ですがドコモショップなどの故障受付窓口までご相談ください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
・アップデートすると、一部の設定が引き継がれません。バージョンアップ完了後、再度設定を行ってください。
・アップデートすると、設定からAndroidビームが削除されます。
・アップデート後、ドコモ電話帳の「マイプロフィール」「連絡先検索」「連絡先登録」ウィジェットはご利用できなくなります。アイコン長押しにより削除をお願いします。
・アップデート後、おサイフケータイ アプリは、おサイフケータイロゴのアイコンとドロイドアイコンの2つが表示されることがありますが、おサイフケータイロゴのアイコンからご利用ください。
 ※ドロイドアイコンは、アイコン長押しにより削除できます。削除しても、おサイフケータイ アプリは削除されません。
 ※ドロイドアイコンをタップした際に「アプリケーションが削除された可能性があります」と表示されますが、おサイフケータイ機能の利用に影響はありません。
・アップデートすると、おすすめアプリの「アイコン表示設定」がOFFになります。
・LIVE UX以外のホームアプリを使用している場合、おすすめアプリのアイコンが非表示になります。
・アイコンを再度表示する場合は、「設定>ドコモのサービス/クラウド>おすすめアプリ>アイコン表示設定」より再設定をお願いします。
・アップデートすると、S-Shoin文字入力キーボードにある「SHコピー履歴」機能がご利用いただけなくなります。
・アップデートすると、設定→ディスプレイ→詳細設定の「端末のテーマ」のうち「自動(壁紙連動)」が削除されます。
・アップデートすると、 my daizアプリをアシスタントキーに設定していた場合の起動画面が音声起動画面に変更となります。
・アップデートすると、エモパー音量がメディア音量に統合されます。
・アップデート後の端末を初期化すると文字入力のデフォルト設定がGboardへ変更されます。
・アップデート後に、dキッズでインストールしたコンテンツアプリのアイコンがホーム画面に表示されるようになります。dキッズには多数のアプリがございますので、メインアプリを除くコンテンツアプリのアイコンを1つのフォルダにまとめることをお勧めいたします。
・アップデート後の端末を初期化すると、非表示アプリとしてプリインされていた地図アプリ、dブックマイ本棚アプリのアイコンがホーム画面に表示されます。

※Android 9向けのアプリケーションはAndroid 10では正常に動作しない場合があります。
※Android 10に非対応のアプリによって携帯電話の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
※各アプリケーションのAndroid 10対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。




記事執筆:memn0ck


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