シャープの新フラッグシップスマホ「AQUOS R9 pro」のメーカー版がKDDIのIOTを完了! |
KDDIは13日、同社が提供している携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」、「povo」や仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供するau回線を用いた携帯電話サービスなどのau回線で利用できる相互接続性試験(IOT)をクリアしたIOT完了製品に新たにシャープが販売する5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R9 pro」の日本におけるオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「AQUOS R9 pro(型番:SH-M230)」を追加しています。
これにより、AQUOS R9 pro SH-M30がau回線のネットワークに公式に対応し、auなどにて音声通話やデータ通信が利用できることがKDDI公式に案内されました。またすでにauおよびUQ mobileでは対応端末に追加しているものの、povo2.0ではまだ動作確認機種としては掲載されていませんが、今後に追加されると見られます。ただし、MVNOについては最終的には各MVNOの公式Webサイトなどで公開されている動作確認機種をご参照ください。
なお、すでに紹介しているようにKDDIではauの公式アクセサリーブランド「au +1 collection」としてAQUOS R9 pro SH-M30を取り扱うことを発表しており、au +1 collectionを取り扱うau Styleやauショップなどのau取扱店および公式Webストア「au Online Shop」などにて販売しています。価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格およびau Online Shopでは194,700円となっています。
AQUOS R8 pro SH-M30はシャープが展開する「AQUOS」ブランドにおける最新フラッグシップスマホとなるAQUOS R9 proのメーカー版で、シャープが2021年より投入しているライカが監修した1インチセンサーカメラを搭載した「AQUOS R6」や「AQUOS R7」、「AQUOS R8 pro」の後継機種となっており、同様にライカが監修した標準・広角・望遠の3眼カメラで構成される「VARIO-SUMMICRON(バリオ・ズミクロン)」カメラシステムを搭載しています。
これにより、ズームや超広角もさらに高画質に進化したフラッグシップモデルとなっています。またメインとなる広角カメラには1インチを超える1/0.98インチの大型イメージセンサーを搭載し、暗所でも鮮明に美しく撮影でき、超広角カメラは画角122°のウルトラワイド撮影やマクロ撮影が可能なほか、望遠カメラは光学2.8倍ズームや最大20倍のデジタルズームができるため、遠くの被写体もはっきりと写せるようになっています。
<リアカメラ>
・約5030万画素CMOS(1/0.98型、PDAF)+広角レンズ(F1.8、画角86°、焦点距離23mm、OIS)
・約5030万画素CMOS(1/2.5型、PDAF)+超広角・マクロレンズ(F2.2、画角122°、焦点距離13mm、光学0.56倍)
・約5030万画素CMOS(1/1.56型、PDAF)+望遠レンズ(F2.6、画角36°、焦点距離65mm、光学2.8倍、OIS)
・14chスペクトルセンサー
<フロントカメラ>
・約5030万画素CMOS(PDAF)+広角レンズ(F2.2、画角84°、焦点距離23mm)
チップセット(SoC)もQualcomm製の最新ハイエンド向け「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を搭載し、さらにベイパーチャンバーによる放熱システムを採用ているため、動画撮影やゲーム中でもスムーズで安定した動作が継続するようになっています。またフルメタルBOXスピーカーを搭載して迫力のサウンドを楽しめ、さらに独自の生成AI機能「電話アシスタント」を搭載し、留守番電話を要約して表示する機能や会話内のキーワードをメモとして残せる機能に対応しました。
主な仕様は約6.7インチQHD+(1440×3120ドット)有機EL「Pro IGZO OLED」ディスプレイ(1〜240Hz可変リフレッシュレート)、12GB LPDDR5X内蔵メモリー(RAM)、512GB UFS4.0内蔵ストレージ、5000mAhバッテリー、急速充電(最大32W)、ワイヤレス充電(Qi)、ワイヤレスチャージシェア、USB Type-C端子(USB 3.2、DisplayPort 1.4)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、UWB、位置情報取得(A-GNSSなど)、防水(IPX5・IPX8)、防塵(IP6X)、顔認証、画面内指紋認証「Qualcomm 3D Sonic Max」など。
SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。サイズは162×78×9.3mm、質量は約229g、本体色はブラックの1色のみ。OSはAndroid 14をプリインストールし、発売日から最大3回のOSバージョンアップと発売日から5年のセキュリティーアップデートを保証。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご参照ください。なお、au回線ではnanoSIMカードおよびeSIMともに利用可能となっています。
・Leica Camera(以下、ライカ)が監修したカメラ機能を搭載している5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「AQUOS R9 pro」を
・シャープ、新フラッグシップスマホ「AQUOS R9 pro」のメーカー版「SH-M30」を発表!予約受付中で12月13日以降順次発売。価格は19万4700円 - S-MAX
5G NR: n1 / n3 / n5 / n7 / 28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78 / n79
4G LTE: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B11 / B12 / B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B21 / B28 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B66
3G W-CDMA: B1 / B2 / B4 / B5 / B8
2G GSM: 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz
記事執筆:memn0ck
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