AppleがiPhoneなど向けiOS 15.1とiPadOS 15.1をリリース!

Appleは25日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 15.1(19B74)」および「iPadOS 15.1(19B74または19B75)」を提供開始したとお知らせしています。

変更点は新しい完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(第3世代)」への対応のほか、新機能「SharePlay」の追加、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxにおいてProResビデオの撮影や写真・動画撮影時に自動マクロ切り替えをオフにする設定の追加などが行われています。

また新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種カードの対応によって検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットに追加して提示することが可能になっているとのこと。その他にも各種の不具合や脆弱性の修正が行われており、Wi-Fiが検出されないことがある問題などが改善されているということです。

対象機種はiOS 15およびiPadOS 15の対象機種である最新のiPhone 13シリーズや「iPad(第9世代)」および「iPad mini(第6世代)」を含むiPhone 6s以降およびiPod touch(第7世代)、iPad(第5世代)・iPad Air 2・iPad mini 4・iPad Pro以降の各製品にて無料で更新可能です。

その他、手元のiPhone 13 Pro Maxなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。

その他、スマートウォッチ「Apple Watch」向け「watchOS」の最新「watchOS 8.1(19R570)」、メディアストリーミングデバイス「Apple TV」向け「tvOS」の最新「tvOS 15.1(19J572)」、パソコン(PC)「Mac」シリーズ向け「macOS」の最新「macOS 12.01 Monterey(21A559)」、開発ツール「Xcode」の最新「Xcode 13.1(13A1030d)も提供開始されています。

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iPhoneやiPod touch向けのiOS、iPad向けのiPadOSの最新メジャーバージョンとして現地時間9月20日に提供が開始されたiOS 15およびiPadOS 15ですが、その後、各種の不具合や脆弱性を修正した15.0.1および15.0.2がリリースされていましたが、今回、新機能が追加されたiOS 15.1およびiPadOS 15.1が提供開始されました。Appleが案内しているアップデートの内容は以下の通り。

更新は従来通り各製品本体のみでOTA(On-The-Air)によりダウンロードで行え、方法としては、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行えます。またiTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。なお、単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone 13 Pro MaxでiOS 15.0.2からだと1.44GBとなっており、ファイルサイズは若干大きめとなっています。

iOS 15.1
iOS 15.1にはSharePlayが追加されます。SharePlayは、FaceTimeで家族や友達と同じ体験を共有できるまったく新しい方法です。このリリースには、iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでProResビデオを撮影する機能と、Appleウォレット内の検証可能な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードが追加され、iPhoneのその他の機能の追加およびバグ修正も含まれます。

SharePlay
・SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供Appのコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法
・コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りを行うことが可能
・友達が話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能
・Apple TVでは、iPhoneでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応
・画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能

カメラ
・iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでのProResビデオの撮影
・iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxでの写真またはビデオの撮影時に自動マクロ切り替えをオフにする設定

Appleウォレット
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットに追加して提示することが可能

翻訳
・“翻訳” Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応

ホーム
・HomeKit対応の湿度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション

ショートカット
・イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらかじめ用意されたアクション

このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
・“写真” Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題
・“天気” Appで、現在地の現在の気温が表示されないことやアニメートされた背景のカラーが正しく表示されないことがある問題
・画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題
・複数のパスでVoiceOverを使用しているときに“ウォレット”が予期せず終了することがある問題
・利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題
・時間の経過に伴うバッテリー容量の推定を改善するために、iPhone 12モデルでバッテリーアルゴリズムをアップデート

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

iPadOS 15.1
iPadOS 15.1にはSharePlayが追加されます。SharePlayは、FaceTimeで家族や友達と体験を共有できるまったく新しい方法です。このリリースにはその他の新機能およびiPad用のバグ修正も含まれます。

SharePlay
・SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供Appのコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法
・コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りを行うことが可能
・友達が話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能
・Apple TVでは、iPadでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応
・画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能

翻訳
・“翻訳” Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応

ホーム
・HomeKit対応の湿度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション

ショートカット
・イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらかじめ用意されたアクション

このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
・“写真” Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き領域がありません”と報告されることがある問題
・画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題
・利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222











記事執筆:memn0ck


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iOS & iPadOS 15.1 Release Notes | Apple Developer Documentation