AndroidとiPhone・iPad・MacのOS間でエンドツーエンド暗号化されたRCSが利用可能に!日本ではKDDI・沖縄セルラー電話とソフトバンクが対応

End-to-end encrypted RCS is now available between Android and iPhone.
GoogleとAppleがAndroidとiOSなどのOS間のE2E暗号化されたRCSに対応!

既報通り、Appleは11日(現地時間)、同社が販売するスマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズ向けプラットフォーム「iOS」とタブレット「iPad」シリーズ向けプラットフォーム「iPadOS」、パソコン「Mac」シリーズ向けプラットフォーム「macOS」の最新バージョン「iOS 26.5」および「iPadOS 26.5」、「macOS Tahoe 26.5」を提供開始しています。

変更点は「RCS(Rich Communication Services)」に準拠したメッセージサービスがエンドツーエンド(End-to-End:E2E)での暗号化に対応しており、合わせて同社とGoogleが「Android」とiPhoneおよびiPad、macOSのOS間におけるE2Eで暗号化されたRCSメッセージが利用可能になったと発表しています。AppleではiPhoneなどにおけるE2Eで暗号化されたRCSメッセージは現時点ではベータ版だとし、対応する携帯電話事業者にて利用可能だとしています。

またE2Eで暗号化されたRCSメッセージに対応する携帯電話事業者は順次拡大するとされ、日本ではすでにKDDIおよび沖縄セルラー電話(携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」、「povo」)とソフトバンク(携帯電話サービス「SoftBank」および「Y!mobile」、「LINEMO」)が対応していることが案内されています。なお、NTTドコモでもAndroidでのRCSメッセージに対応しているため、今後対応するのではないかと予想されます。

RCSは移動体通信関連の業界団体「GSM Association(GSMA)」が策定したSMSを拡張した“リッチ”コンテンツ対応のメッセージサービスで、文字(テキスト)だけでなく画像などのファイルの送受信や位置情報の共有などのさまざまな“リッチ”コンテンツでコミュニケーションが行える規格となっており、SMSと同様に電話番号を使ってメッセージを送受信できます。

これまで日本でもすでにNTTドコモとKDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクが提供している「+メッセージ」がRCS準拠のコミュニケーションサービスとして提供されているほか、楽天モバイルも独自にRCS準拠のコミュニケーションサービス「Rakuten Link」を提供していますが、RCSに準拠していても基幹網が接続していないと、相互にはメッセージ送受信ができないため、iPhoneなどの「メッセージ」アプリやAndroidの「Googleメッセージ」と+メッセージおよびRakuten LinkとはSMSは送受信できるものの、少なくとも現時点ではRCSは送受信できません。

KDDI、iOS 18.4以降のiPhoneでRCSの提供を開始!利用料無料ながら申込は必要。auやUQ mobile、povo1.0が対象で、povo2.0やMVNOは対象外 – S-MAX
ソフトバンクがiPhoneでもコミュニケーションサービス「RCS」を提供開始!iOS 26.4以降でSoftBankやY!mobile、LINEMOにて利用可能 – S-MAX
NTTドコモ、Android搭載のスマホなどの標準メッセージアプリを3月12日より「Google メッセージ」に変更!RCSの送受信にも対応 – S-MAX

また従来からiPhoneなどのメッセージアプリとAndroidのGoogleメッセージの間でRCSメッセージの送受信は可能でしたが、今回、iPhoneなどでE2Eによる暗号化に対応したことによってAndroidとiPhoneなどのOS間でもE2Eによる暗号化したRCSメッセージが利用可能になりました。AppleとGoogleは業界の垣根を越えてRCSにE2Eの暗号化を導入する取り組みを進めており、従来のSMSに代わるプラットフォームをまたいだメッセージング形式のセキュリティーとプライバシーを強化してきたとのこと。

これにより、RCSメッセージがE2Eで暗号化されていれば、製品間での送信中に読み取られることはなく、RCSに新しいロックアイコンが表示されている場合にはE2Eで暗号化されていることになります。またAppleでは暗号化はデフォルトでオンになっており、新しいRCSチャットと既存のRCSチャットの両方で順次、自動的に有効になるとのことです。なお、Appleでは「iMessage」はプライバシーを念頭に設計されており、常にE2Eで暗号化されているため、Apple製品間では今後もiMessageが最適だとしています。

記事執筆:memn0ck

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